2022年06月19日

丸山型単端

九十九里のキハというよりは丸山型単端というほうがわかりやすいですね。
日本のナローゲージの模型の最初期に乗工社から発売された模型で、軽便=丸山型単端というイメージができた模型だと思います。
その後、数社から模型化がされましたが、今年モデルワーゲンから九十九里のキハ102〜104として発売されました。
乗工社の物は、私の軽便模型製品購入の第一号で、今でも動態で所有しています。
IMG_9337.JPG

今回、改めて比較したのですが。そもそも乗工社のは丸山型でして、スケールモデルではないってこと。

IMG_9343.JPG

写真のように、窓の数が違います。そのため全長が短い。
全幅は乗工社のは例のキャルメルモータの縛りがあるにも関わらす、殆ど両者に差はありません。
ボンネットの形状は全く違いますが、模型としてみれば双方悪くないと思います。
IMG_9350.JPG

さて、MWのキハですが、数年前から単端の下回りは2モーター方式になっており軸間のディティールは抜けているのですが、個人的には1モーターで、ギヤフレームがあってもいいのではと思います。
手すりなどの小物を除き、半田付けは完了
屋根は鋳物というかロストワックスで、塗装後に接着ということになっていますが、私は最近の同社の屋根はビス止めにしています。
こんな風です。
IMG_9323.JPG

IMG_9322.JPG

しかし、この乗工社の単端ですが、連動ギヤはすべて真鍮、結構走らせましたが、ギヤの摩耗は殆どなし、良い模型だと思います。

下回りと、組説は以下の通り

IMG_9351.JPG

IMG_9348.JPG
posted by 小倉工場 at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 模型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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